こんにちは。
アーキテクチュラルソリューソンズです。
やはり建築業界ライバルも多いのでより素敵なプレゼンテーションを
用意したいですよね。
他の企業もプランがどうしても似たような形になりそうな時もあるので
やっぱり差別化するべくより美しい見栄えするイメージって大事ですよね。
それで仕事が獲れるか獲れないかの分かれ目になるなんて
今までの努力が泡に消えるのは悲しすぎますよね。。。
そんな方に本日ご紹介したいのは、
「高品質と標準品質の3Dパースの違い」です。
様々な場所で3Dのイメージが多く使われている昨今
同じ3Dパースやイメージであってもレンダリング計算によって
光の具合や色味等簡易的なものから高級感溢れる表現まで
幅広く存在します。
そんな中でどういった内容があるのか一部にはなりますが
広告やクロージング等で使われる
高品質と標準品質の3Dパースの違いについてお話したいと思います。
本日のレンダリングは、
パストレーシングと標準イメージを例にお話を進めていきたいと思います。
【高品質レンダリング】
上のホテルのイメージはパストレーシング(path tracing)と光学的にリアルな画像を
生成するためのレンダリング手法です。この手法では、
光線をシーン内を追跡し光の反射・屈折・吸収等をシュミレーションし画像を生成します。
パストレーシングはリアルな影、反射、屈折および間接照明を生成するのに
優れているのですが計算負荷が高く高度なコンピューターリソースが必要となります。
【高品質レンダリング】
高品質と標準品質の3Dパースの違い
パストレーシングを使用して作られるイメージは主にマンションや不動産のイメージや
広告用のイメージを作成するのに非常に適しています。
マンションや不動産の広告に使用することにより、ポテンシャルな買い手や入居者に物件の
魅力を最大限に伝えることが可能ですので有効な手段の一つかと思います。
パストレーシングを使用することで、リアルな光の反射や影、
質感を再現することができます。
これにより、建物や部屋の内部や外観を非常にリアルに表現することが可能です。
また、パストレーシングを使用することで、
照明や景色の設定を自在に調整することができますので、
異なる季節や時間帯のシーンを表現することも容易です。
さらに、パストレーシングを使用することで、家具やインテリアの配置など、
細部にわたるデザインやレイアウトの変更を容易に行うことができます。
これにより、様々なオプションやバリエーションを提供することができ、
顧客のニーズや好みに合わせた個別のイメージを作成することができます。
【標準レンダリング】
こちらの上部のイメージは色味を調整していないスタンダードなレンダリングの
ホテルのイメージです。材質の光沢感は出るのですが光や色見を調整しないと
薄いイメージになりやすかったりもします。
時間や技術があれば標準レンダリングでも高品質レンダリングに近づける事もできなくは
ないのですが、やはりお作りになるクリエイターの方の技術力によります。
【高品質レンダリング】
こちらの上部のイメージは先ほどのイメージの色味調整していない設定と同じもので
パストレーシングを使用した場合のイメージとなります。
照明や光の設定は同設定にはなりますが、こちらのイメージの方が色が濃く
光による奥行き感が増した豊かな表現になります。
また反射による表現もより鮮明になります。
【高品質レンダリング】
カガミの反射をしっかりと表現したい場合はやはり高品質レンダリング良いかと思います。
パストレーシングのメリット
美しいイメージやリアルなシーンを魅せるのに非常に適しています。
特に静止画や静的なシーンのレンダリングにおいて、
パストレーシングは高品質な結果を提供し、
リアルな照明や質感を強調することができます。
パストレーシングを使用することで、
リアルな影、鏡面反射、屈折、間接照明などの要素を正確に再現できます。
これにより、鑑賞者に対してより没入感のある体験を提供することができます。
パストレーシングのデメリット
パストレーシングによるイメージ制作には計算負荷が非常に高いことが挙げられます。
イメージを制作するレンダリングをすることが可能かまたはレンダリングの所要時間が
コンピューターのスペックに依存します。
特に複雑なシーンや高解像度の画像を生成する場合、
多大な計算リソースが必要になります。
これは、標準のレンダリングや大規模なアニメーション制作には
適していないということを意味します。
また、パストレーシングは収束までに時間がかかることがあります。
これが一番の理由になる気もします。テストレンダリングする時も時間がかかるので
納期までに時間がかかります。
やっぱり納期は早く見た目は素晴らしくを求めたいですよね。。
特に、シーン内の光の多重散乱や屈折などの複雑な現象を正確に再現しようとすると、
多くのサンプリングが必要になり、
イメージに書き出すレンダリング時間が長時間になりやすくなります。
上部のアニメーションはパストレーサーと標準レンダリングによる
アニメーションの比較になります。
10秒という短いアニメーションにはなりますが、レンダリングにかかった時間は
約8時間でした。標準レンダイングの色味や光を調整して書き出すか
パストレーサーによるレンダリングにするかは用途とご依頼時のスタート地点によって
使うべきか予算・スケジュールによりご提案できるかが変わってきます。
しかしながら壁紙や床材等を一つ一つ丁寧に設定していくことで
高品質レンダリングにも負けない標準レンダリングも可能です。
光の設定や色の調整とうによって下記の表現もご提案しております。
【標準レンダリング】
【標準レンダリング】
【標準レンダリング】
【標準レンダリング】
また同じアングルで標準レンダリングの設定を微調整すると下記のように差がだいぶ
少なくなります。
【高品質レンダリング】
【標準レンダリング】
アーキテクチュラルソリューソンズでは
設計士がヒアリングをさせて頂きお客様に合わせたプレゼンテーションサポートを
させて頂いております。
内観パース制作が、55,000円~お受けしております。
セットでウォークスルーアニメーションもご依頼頂きますと
ウォークスルーアニメーション+30,000円からお手伝いさせて頂いております。
セットでご依頼頂くことでコスト削減も可能です。
また納期も10枚のパース依頼で最速4日でお喜び頂くこともあります。
デザインもするアーキテクチュラルソリューソンズなので
痒い所に手が届くプレゼンテーションサポートが可能です。
アーキテクチュラルソリューションズでは内装・外装のデザインのご相談から
パース・アニメーション・VRといったプレゼンテーションサポートを
オンラインお打合せにてご要望等整理させて頂きながらサポートさせて頂いております。
この他にも
ご要望に応じてご提案可能でございますのでお気軽にご相談頂けますと幸甚でございます。
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