コスパの良い3Dパースを依頼する方法
更新日:10月13日
3Dパースを依頼する前に準備しておきたい3つのこと
|コストと修正を抑えるために
3Dパース、アニメーション、VR。お客様や発注者に空間を伝えるための手段は増えましたが、制作費は内容によって大きく変わります。
大規模な空間アニメーションが必要な場合もあれば打合せ用のシンプルなパースで十分な場合もあります。
同じ「3Dパース」でも必要なものはプロジェクトごとに違います。
この記事では、依頼の前に整理しておくと、コストも修正も抑えやすくなる3つのポイントをご紹介します。
目次

コスパの良い3Dパースを依頼する方法
1. 何のために、どこまで作るのかを整理する
最初に確認したいのは、プロジェクトの規模と、そのプレゼンテーションの目的です。
打合せでの合意形成のためか
広告やWebで使うためか
コンペ提案のためか
目的によって必要な精度も枚数も変わります。
納期も費用に大きく影響します。
急ぎの場合と余裕がある場合では進め方が違ってきます。
また「どこまで細かく作りたいか」は、確認用のパースができるまでイメージしにくい部分です。見積もりが変わりやすいところでもあります。
そのため最初に一度ヒアリングの場を設け何を実現したいか予算はどのくらいか制作の範囲をどこに置くかを決めておくと進めやすくなります。
納期の調整もしやすく、無理のない制作計画が立てられます。

2. 図面・仕様・スケッチなどの資料を揃える
1つ目を整理したうえで、次に大切なのが資料です。
依頼の時点で未確定の事項を減らしておくほど、追加費用が出にくくなります。
揃えておくとよい資料は、次のようなものです。
平面図・立面図・展開図
床・壁・天井などの仕上表や、材質の仕様書
スケッチやイメージ写真
設計の立場から言うと仕様が決まらないまま3Dを作り始めると設計変更のたびに作り直しが発生します。
これが修正回数と費用が増えるいちばん多い原因です。
資料が整っていれば完成までの最短ルートが見えてきます。
ヒアリングの段階でコストを抑える別の方法が見つかることもあります。
あわせてデザインの変更にも柔軟に対応できる制作者を選ぶことも大切です。

3. 全体と部分を、セットで依頼する
大規模なプロジェクトでアニメーション1本だけあるいは別のアングルのパースやVRだけを単発で依頼すると作業同士の関連が薄くなります。
そのぶん制作時間も難易度も上がり、割高になりやすくなります。
おすすめは鳥瞰などの全体パースやアニメーションとその範囲にある外観パース・内観パースをセットで依頼することです。
全体を作る際にモデルができているので重なる範囲のパースを作り込むのは比較的容易です。
新しい範囲や別のアングルを一から作り始めるより制作時間も範囲も抑えられ費用が下がる場合が多くあります。

最後に
お客様に空間を分かりやすく伝えることは契約や打合せ内容の確認においてますます重要になっています。
社内でパースやアニメーションを作れる人材を育てる方法もあれば外部に発注する方法もあります。
どちらを選ぶにしても時間とお金のコストをどうコントロールするかを把握しておくことが大切です。
コスパの良い3Dパースを依頼する方法をお読みいただきありがとうございました。
ASDO建築設計事務所では住宅リノベーションや内装設計に加えて建築士の視点での3Dビジュアライズのサポートを行っています。
3D建築パースの制作サポートや3DDXへの取り組みとして実務で使える3Dのレクチャーも承っています。
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