
PHOTOSHOP生成AIで外観デザインを検討する方法
街中を歩いていて、ふと目についたビルのエントランスやファサードは、その場所の雰囲気を一変させる力を持っていることが多いです。そんな一覧が見えるきっかけから、実際にそのデザインを変更してみたらどうなるかという発想は、クリエイティブなアイデアの原点になりえます。最近では、PHOTOSHOPの機能を使用することで、現実に近い検討画やプロポーズイメージを作成する方法が気軽になりつつあります。

実際に作ってみよう
今回は、街中で見つけたエントランスを元に、PHOTOSHOPでのイメージ作成プロセスを説明していきます。

Step 1: まちなかの味のある外観を楽しみながら散歩してみる
まちなかのちょっと味のあるタイルを使っているビルのエントランスや気になる外観を楽しみながらお散歩むをしてみるといろんなアイデアが浮かんできたりします。
ちょっとここデザインしてみたいと思うような建物に出会う事があります。

Step 2: 変更したい部分を選択
そんな素敵な味のある外観に出会えたら、どんなデザインをしたら使い勝手がよくなるか・見栄えが良くなるか・喜んでもらえるか・はたまた全く違う面白アイデアはないかといったデザインの筋トレのような外観をPHOTOSHOPに画像を貼り込んだら、変更したい部分をツールを使って選択します。ここでのポイントは、変更したい範囲をある程度大きめに選ぶことです。壁なら壁全体に加えて周辺の上下左右を細かく含めるようにしましょう。これによって、自然な変更を実現できます。

かといって外観全体を選択して生成AIを利用すると既存部分が活かされない全く別のアイデアになったりします。コストや既存を活かしたい時は壁、天井、床といった順に生成していくと残したい部分と変えたい部分をコントロールしやすくなります。

Step 3: 生成ツールを使用
PHOTOSHOPの生成ツールを使って、変更後の表現を自動生成します。この過程で、選択した部分を基にした大事なデザイン変更が可能となります。例えば、新しいドアを追加したり、違う色の紙でテキスチャを補うようなビジュアル変更が見られます。

Step 4: 結果の検討
生成された画像を使い実際に生成するデザインを検討した後、既存を利用したデザイン検討をレタッチやphotoshopを使用して生成aiと比較用にデザインしてみました。レタッチやスケッチやphotoshopでデザインをするのは現実的な検討が出来ますが、実際に試してみて生成aiは納まりや寸法を無視しやすくなりますので大まかなデザインの方向性をおさえる複数案を検討するには最適かと思います。

今後より使いやすい生成aiや機能が出てきて図面や既存写真から3Dイメージ生成や寸法といった痒い所に手が届くような機能が出てきたら、PHOTOSHOP生成AIで外観デザインを検討する方法で最適案を模索するのもより効率的になりそうですね。そんな未来もきっともうすぐな気がします。
PHOTOSHOP機能のメリット
現実感の高い画像を作成可能
ある程度自動化されているため時間を大幅短縮
重大な変更も容易に実現できる
PHOTOSHOPを使用した外観デザイン検討は、ビジョンにおける探索性を高めるだけでなく、素早くして作業の効率も改善させるツールとなります。
3Dパースのオリジナルイメージとレタッチで提案用にあえて3Dパースを用いるという戦略もクライアント様にご提案しております。

