鳥瞰図(ちょうかんず)とは?俯瞰図との違いと建築・設計での活用方法
- 2024年12月15日
- 読了時間: 5分
更新日:5月29日

鳥瞰図(ちょうかんず)とは
鳥瞰図とは、建物や敷地を斜め上から見下ろした視点で描いた図のことです。
読み方は「ちょうかんず」。「鳥が空から見ているような視点」というイメージです。
平面図や立面図が「部分を正確に伝える図」だとすると、鳥瞰図は**「全体のつながりとスケール感を直感的に伝える図」**です。
建物の配置、周辺との関係、動線の流れ——これらを一枚で伝えられるのが鳥瞰図の最大の特徴です。
俯瞰図との違い
よく混同される「俯瞰図(ふかんず)」との違いを整理します。
俯瞰図は真上から垂直に見下ろした図で、地図に近いイメージです。
正確な位置関係は伝わりますが、高さや奥行きのある立体感は出ません。
鳥瞰図は斜め上から見た図なので、建物の高さ・奥行き・空間の広がりが同時に伝わります。
検索で「鳥観図」「朝刊図」「鳥俯図」と出てくることがありますが、正しくは鳥瞰図(ちょうかんず)です。
ASDOでは、単に空間を“綺麗に見せる”のではなく、
「誰に」「どんな心理変化を与え」「どう意思決定していただくか」
まで含めて、設計初期から空間整理を行っています。
図面化前のヒアリングやコンセプト整理、3Dを用いた方向性検討をどのように進めているのかは、こちらの記事でも詳しくまとめています。
図面だけでは伝わらない、その理由
平面図や立面図は設計者にとって正確な情報源ですが、図面を読み慣れていないお客様には伝わりにくいのが現実です。
空間同士のつながりがイメージできない
規模感がつかめない
動線の良し悪しが判断できない

敷地と建物の関係性を確認できるイメージ建築パース
伝わらないまま話が進むと、認識のズレが生まれ完成後に「思っていたのと違う」という問題が起きます。
結果的に手戻りや再提案が発生し、時間とコストが余計にかかることになります。
鳥瞰図があると専門知識がない方でも一目で全体が理解できるため、こうしたズレを事前に防ぐことができます。
平面図だけでは整理しきれない部分を補うため、ASDOでは日常的に3Dを用いた空間整理や視覚化サポートも行っています。「図面はある。でも、その先の空間デザインがまだ固まらない」という方向けに、Spatial Design Support(SDS)についてこちらで紹介しています。
鳥瞰図を使うと何が変わるか
共通認識が生まれる クライアント、設計者、施工者など立場の違う人が同じ絵を見て話せるようになります。
設計ミスを事前に防げる 動線の不具合や空間の無駄を、完成前の段階で発見できます。
提案の説得力が上がる 視覚的に伝わることで、クライアントの理解と信頼が高まります。
コストはかかりますが修正や手戻りのリスクが下がる分プロジェクト全体では効率的な投資といえます。
別のクライアントの方からご依頼で配置図からSpecial design supportをさせていただき無事ご契約になった鳥瞰図や空間体験のプレゼン戦略支援をさせていただいた内容のご紹介してるブログはこちらです。
鳥瞰図を実際に作りたい方へ
「自分のプロジェクトでも使いたい」と思った方に、参考として費用感をお伝えします。
制作期間: 15日〜1ヶ月程度
費用目安: 20万〜100万円(規模・面積により異なります)
アイレベルのパースやアニメーションと組み合わせるご依頼が多くセットでご提案することも可能です。
「鳥瞰図が必要なのは分かったけれど、まだ計画が整理できていない」
「図面がない段階でも相談していいのか分からない」
そう感じる方も少なくありません。
ASDOでは、初期段階のアイデア整理や、
「どこまで3D化するべきか分からない」という状態からでもご相談いただけます。
「鳥瞰図の費用や専門用語を見ると、『まだ何も決まっていない自分が相談したら…』と不安になるかもしれません。
結論から言うと、まったくそんなことはありません。
頭の中が完全にふわふわしている段階での雑談ベースの相談を、私たちは一番歓迎しています。
最初の一歩に迷っている方は、まずこちらの記事をそっと読んでみてください」
空間の組み合わせや情報の共有・説明が難しい場合はどうすれば?
たとえばこれは3Dで作った平面図を3次元化したものです。
図面では伝わらなかった全体像が、一枚で伝わります。

ただの図面よりも上からのぞいたような形にすることで1階と2階との関係性が一目瞭然となります。
また図面だと記号でわかりにくいものも3D上からのぞいたような本来なら見ることのできない視点で表記することで部屋の関係性や窓の位置と高さといったあらゆる情報が一緒に表示することができるのも強みです。

鳥瞰図は、こうした「全体像が見えない」「情報が伝わらない」「動線や配置の不具合」といった課題を解決するために必要とされます。
コストは高くなりますが、結果的には修正の手間や後戻りを減らし、プロジェクト全体の効率化やクオリティ向上につながる投資だといえるでしょう。
図面だけでは分かりにくい等お客様に言われないようにarchvizによる視覚化がクライアントの方への負担を減らすことになります。

大規模なマスタープランから、小さなリノベーションまで。
鳥瞰図があるだけで、プロジェクトの進み方が変わります。
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AIによるスピード検討と、建築士による正確な視覚化。 この両立で「プレゼンの質」を上げたい方は、まずはこちらのASDO サービス案内ページ をご覧ください。

