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オフィスデザインで企業ブランディングを高める。働く空間が企業イメージを作る理由

  • 3 日前
  • 読了時間: 5分

更新日:1 日前


見えない部分に宿る「デザインの誠実さ」が、プロジェクトを広げていく。


オフィスデザインで企業ブランディングを高めるお話になります。


先日、ある建築デザイン事務所様よりオフィスエントランスのデザインをご依頼いただきました。


最初は「エントランスの意匠だけ」という入り口でしたが、


クライアントのデザイナー様とオンライン打合せを重ねながら


デザインをブラッシュアップし最終的にはオフィス全体のデザイン提案から、


クロージング用のプレゼンテーション一式(3Dパース・ウォークスルーアニメーション)

までをお任せいただくことになりました。


なぜ小さなエントランスのデザインが、プロジェクト全体の信頼へと繋がったのか。


今回は、ASDOが大切にしている「見えない部分へのこだわり」と「ストーリーのある空間構成」についてお話しします。




「そこまで作っているんですね」——3Dに込めた検討の軌跡




私は3Dモデルを制作する際、たとえパースに映らない場所であっても周辺環境や光の影響を考慮して作り込みます。


見えない場所からの反射光、回り込む影の柔らかさ——


それらは「検討用」として、より精度の高いデザインを導き出すために不可欠なプロセスだからです。


オンラインでの打合せ中、画面の端に映り込んだその「作り込み」に気づいたクライアント様が、こう仰ってくださいました。


「ASDOさんは、見えないところまで丁寧に作ってくださっているんですね。それなら、他の部分も一緒にお願いできませんか?」


この一言が、エントランスからオフィス全体へとデザインの幅を広げるきっかけとなりました。




デザインのグラデーション:北欧モダンからNYスタイルへ




今回のお客様は、トレンドに非常に敏感で女性的な柔らかさと男性的な力強さの両方を併せ持つ事業を展開されています。


そこで私は、空間全体を一辺倒なトーンで統一するのではなく「体験のグラデーション」を提案しました。


企業ブランディングを高めるオフィスエントランスデザイン_ARCHITECTURALSOLUTIONS

エントランス:企業の透明性を表す「白」と「曲線」


エントランスは、北欧系のすっきりとした線の構成をベースにしました。


木リブのR壁と楕円の掘り込み天井に木調ルーバーを埋め込み,

その中にテープLEDを仕込むことで柔らかさとモダンさが共存する空間に。


不燃リブの木のぬくもりに対し、

壁面にはマットで大判のタイルを合わせ洗練された品格を表現しました。



なぜRベンチを取り入れたのか。

企業ブランディングを高めるオフィスエントランスデザイン_ARCHITECTURALSOLUTIONS

このクライアント様の事業は、女性目線から男性目線へとグラデーションするような感性の幅を持っています。


硬質な直線だけではその幅を表現しきれない。


柔らかさと強さが共存する空間が必要でした。


ここは訪れる人に「企業の透明性」や「洗練されたポップカルチャー」を感じていただく爽やかな「白」の空間です。



企業ブランディングを高めるオフィスエントランスデザイン_ARCHITECTURALSOLUTIONS
執務室空間デザイン

執務室:集中と創造を加速させる「NYスタイル」


エントランスを抜けると、空間の濃度が徐々に上がっていきます。


壁面タイルとガラスパーティションを活かしつつ床はモルタル調または木床、天井はブラックやグレーで検討し最終的に引き締めまた空間としました。


落ち着いたトーンの室内は、タブレットでの会議はもちろんデスクに置かれたホワイトペーパーさえも一つの景色として美しく見える「絵になる空間」を目指しています。


なぜエントランスのタイルと執務室のタイルを「違う種類で同じ言語」にしたのか。


同じ空間の中で並んでも違和感がなく、しかし異なる表情を持つ。


その連続性が、空間全体に一本の軸を通します。


「爽やかなエントランス」から「かっこいい執務室」へ。


社員の方々のモチベーションをスイッチさせ、新しいアイデアが生まれる土壌の流れを作るような空間を意識しながら構成を練りました。


企業ブランディングを高めるオフィスエントランスデザイン_ARCHITECTURALSOLUTIONS
会議ブースデザイン

オフィスデザインで企業ブランディングを高める

意匠設計レベルの「成り立つデザイン」を提案する


ASDOの強みは、単に綺麗な絵を描くことではありません。


クライアントのデザイナー様とのヒアリングで想いを汲み取り、その場で方向性をリードするヒアリング力。


4〜5回のオンライン打合せを重ね、3Dで視点を動かしながらリアルタイムで仕様を選定する見せる力。


ご依頼ではない内容でしたが内装制限や関連法規をチェックし、お打合せでお伝えしながら実際に実現可能なデザインをブラシュアップしながら意匠設計レベルで詰めるようにしました。


最終的な詳細設計はクライアントの事務所様にお繋ぎしますが、そこに至るまでの「デザインの必然性」を説得力のあるヴィジュアルと共にご提案しています。




空間は、引き渡し後からが「本番」


事業とは一つのクリエイティブな活動です。数値化しにくい「人間の感覚」を、事業の方向に即したデザインへと落とし込むこと。


空間は引き渡された後、そこで過ごす人々が何を感じ、どう動くかをサポートして初めて意味を成します。


「ただのオフィスフロア」を、企業の理念を体現する「クリエイティブな拠点」へ。


ASDOはこれからも3Dというツールを最大限に活かし、クライアントと共に理想の空間をブラッシュアップし続けます。


「デザインの方向性をリードしてくれるパートナーが欲しい」


「企業ブランディングと働く空間デザインを一緒に考えてほしい」


——そのような場面で、私たちの3Dデザインとデザインロジックが力になります。


まずはお気軽にご相談ください。


プロジェクト概要

用途:オフィスエントランス・執務室デザイン

業務範囲:デザインリサーチ、意匠デザイン提案、3Dヴィジュアライゼーション、ウォークスルーアニメーション制作

デザインテーマ:Nordic Modern to NY Style Gradient



Architectural Solutions Design Officeでは住宅リノベーションや内装設計からお客様への力強い3DVIZのサポートも行っております。【建築士による】3D建築パース依頼サポートから3DDXへのアプローチとしても貴社の業務効率のための3Dレクチャーもさせて頂いております。

何かございましたらお気軽に貴社の右腕としてご利用ください。







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