オフィスデザインで企業ブランディングを高めるとは?働く空間が企業イメージを作る理由
更新日:10月8日
オフィスデザインで企業ブランディングを高めるとは?

目次
オフィスの内装デザインはリノベーションによるブランドの再定義化がとても大事です。
こちらのブログではオフィスデザインで企業ブランディングを高めるお話になります。
簡単に下記にこの記事でわかることをまとめてあります。
この記事でわかること。
① 「見えないところまで作り込む」デザイナーを選ぶ価値
エントランスだけの依頼が、オフィス全体の提案まで広がった実例から、3Dで細部まで検討するパートナーが信頼される理由を紹介します。
② 企業の多面的な魅力を空間で表現する「体験のグラデーション」
エントランスは北欧モダンの「白」、執務室はNYスタイルと、場所ごとにトーンを変えながら企業らしさを伝える考え方を解説します。
③ 場所ごとの具体的なデザインの工夫と素材の選び方
木リブの曲線壁やR形状のベンチ、「違う種類で同じ言語」のタイル使いなど、エントランスから執務室まで具体例で紹介します。
④ 完成形が見えて手戻りのない、設計パートナーとの進め方
4〜5回のオンライン打合せで3Dを動かしながら仕様を決め、内装制限や法規もチェックして、実現可能な意匠設計レベルまで詰めるプロセスをまとめます。
⑤ 引き渡し後も活きる、企業理念を体現する空間づくり
社員のモチベーションや新しいアイデアが生まれる流れまで意識した、「ただのオフィスフロア」を「クリエイティブな拠点」に変える視点をお伝えします。
先日、
ある建築デザイン事務所様よりオフィスエントランスのデザインをご依頼いただきました。
最初は「エントランスの意匠だけ」という入り口でしたが、
クライアントのデザイナー様とオンライン打合せを重ねながら
デザインをブラッシュアップし最終的にはオフィス全体のデザイン提案から、
クロージング用のプレゼンテーション一式(デザイン・3Dパース・ウォークスルーアニメーション)までをお任せいただくことになりました。
なぜ小さなエントランスのデザインが、プロジェクト全体の信頼へと繋がったのか。
今回は、
ASDOが大切にしている「見えない部分へのこだわり」と
「ストーリーのある空間構成」についてお話しします。
「そこまで作っているんですね」——3Dに込めた検討の軌跡
私は3Dモデルを制作する際、たとえパースに映らない場所であっても周辺環境や光の影響を考慮して作り込みます。
見えない場所からの反射光、回り込む影の柔らかさ——
それらは「デザイン検討用」として、より精度の高いデザインを導き出すために不可欠なプロセスだからです。
オンラインでの打合せ中、画面の端に映り込んだその「作り込み」に気づいたクライアントの方がこう仰ってくださいました。
「ASDOさんは、見えないところまで丁寧に作ってくださっているんですね。それなら、他の部分も一緒にお願いできませんか?」
この一言が、エントランスからオフィス全体へとデザインの範囲を広げるきっかけとなりました。
デザインのグラデーション:北欧モダンからNYスタイルへ
今回のお客様は、トレンドに非常に敏感で女性的な柔らかさと男性的な力強さの両方を併せ持つ事業を展開されています。
そこで私は、空間全体を一辺倒なトーンで統一するのではなく「体験のグラデーション」を提案しました。

エントランス:企業の透明性を表す「白」と「曲線」
エントランスは、北欧系のすっきりとした線の構成をベースにしました。
木リブのR壁と楕円の掘り込み天井に木調ルーバーを埋め込み,
その中にテープLEDを仕込むことで柔らかさとモダンさが共存する空間に。
不燃リブの木のぬくもりに対し、
壁面にはマットで大判のタイルを合わせ洗練された品格を表現しました。
なぜRベンチを取り入れたのか。

このクライアント様の事業は、女性目線から男性目線へとグラデーションするような感性の幅を持っています。
硬質な直線だけではその幅を表現しきれない。
柔らかさと強さが共存する空間が必要でした。
ここは訪れる人に「企業の透明性」や「洗練されたポップカルチャー」を感じていただく爽やかな「白」の空間です。

執務室:集中と創造を加速させる「NYスタイル」
エントランスを抜けると、空間の濃度が徐々に上がっていきます。
壁面タイルとガラスパーティションを活かしつつ床はモルタル調または木床、天井はブラックやグレーで検討し最終的に引き締めまた空間としました。
落ち着いたトーンの室内は、タブレットでの会議はもちろんデスクに置かれたホワイトペーパーさえも一つの景色として美しく見える「絵になる空間」を目指しています。
なぜエントランスのタイルと執務室のタイルを「違う種類で同じ言語」にしたのか。
同じ空間の中で並んでも違和感がなく、しかし異なる表情を持つ。
その連続性が、空間全体に一本の軸を通します。
「爽やかなエントランス」から「かっこいい執務室」へ。
社員の方々のモチベーションをスイッチさせ、新しいアイデアが生まれる土壌の流れを作るような空間を意識しながら構成を練りました。

オフィスデザインで企業ブランディングを高める
意匠設計レベルの「成り立つデザイン」を3Dにて提案する
ASDOの強みは、単に綺麗な絵を描くことではありません。
クライアントのデザイナー様とのヒアリングで想いを汲み取り、その場で方向性をリードするヒアリング力。
4〜5回のオンライン打合せを重ね、3Dで視点を動かしながらリアルタイムで仕様を選定する見せる力。
ご依頼ではない内容でしたが内装制限や関連法規をチェックし、お打合せでお伝えしながら実際に実現可能なデザインをブラシュアップしながら意匠設計レベルで詰めるようにしました。
最終的な詳細設計はクライアントの事務所様にお繋ぎしますが、そこに至るまでの「デザインの必然性」を説得力のあるヴィジュアルと共にご提案しています。
平面図だけでは把握しきれない部分を補うために、3Dで空間を整理しながら検討を進めることがあります。ASDOではSpatial Design Support(SDS)として、日常的にそうした空間整理・視覚化のブログはこちらです。
空間は、引き渡し後からが「本番」
事業とは一つのクリエイティブな活動です。数値化しにくい「人間の感覚」を、事業の方向に即したデザインへと落とし込むこと。
空間は引き渡された後、そこで過ごす人々が何を感じ、どう動くかをサポートして初めて意味を成します。
「ただのオフィスフロア」を、企業の理念を体現する「クリエイティブな拠点」へ。
ASDOはこれからも3Dというツールを最大限に活かし、クライアントと共に理想の空間をブラッシュアップし続けます。
「デザインの方向性をリードしてくれるパートナーが欲しい」
「企業ブランディングと働く空間デザインを一緒に考えてほしい」
——そのような場面で、私たちの3Dデザインとデザインロジックが力になります。
まずはお気軽にご相談ください。
プロジェクト概要
用途:オフィスエントランス・執務室デザイン
業務範囲:デザインリサーチ、意匠デザイン提案、3Dヴィジュアライゼーション、ウォークスルーアニメーション制作
デザインテーマ:Nordic Modern to NY Style Gradient
文京区・台東区周辺でオフィス内装・建築設計をご検討の方へ
設計のご相談から貴社のデザインサポートや、初期段階から3Dを活用した空間の完成形を共有しながら進める「手戻りのない設計支援」等を行っています。
お近くであれば、直接お会いしての打ち合わせも可能です。
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